仕事始めの二日前。4時半起きをスタート。自堕落な生活から、どうにか朝をコントロールしたくて、自分で取りにいく。仕事がはじまってから、早起きをすると、体がついていかない。どうにも朝起きるのが不幸に感じる。仕事のために起こされているのが嫌なんだろう。自分の時間をコントロールできていないような錯覚。というか、乱されている感じ。だから朝は、自分の時間を確保したい思いが強い。
上手いこと起きれたので、瞑想からスタート。お正月期間は続けてなかった分、呼吸が浅い。体も緩まっていない。いまいち集中しきれていない。森の中で味わった、緩まる感覚をもう一度呼び戻すように呼吸を続ける。しかし中々息が吸えず、終わってしまった。八分たった時に少しだけ深く息を吸え、心地よさを感じた。
瞑想中に頭の中にあるのは、雑念や不安。「こうすれば良かった」、「あのこと、大丈夫かな」。思考が留めなく流れていく。思考の海は、氾濫ぎみであった。
思ったよりも、自分の心は揺れていることに気が付く。いかに、何も考えず、呼吸を意識することが難しいか。頭の中は、過去や未来のことでいっぱい。「あれしなきゃ!」、「こうだったかも」で忙しない。人間、感情の生き物。振り回されることで自分を見失う。ただただ、そこにいること。そしてただただ、呼吸の深さを知ること。そのことをし続ける。それを続けていると、世界の景色が変わるタイミングが訪れる。それが、自分なりの「世界との繋がり方」である。
瞑想の良さは、自分と世界とを繋げる実感が持てることだと思う。不安やタスクが頭をよぎっても、今はここにいることだけに意識を向ける。すると、自ずと自分の現在地と目指すべき方向が見えてくる気がする。
無意識ともいえる状態を手に入れられれば、世界に自分だけになったかのような感覚が降りてくる。だんだんと心が満たされていくような。豊かな感覚が溜まっていくような。これが、何とも豊かな心の状態。マインドフルネスになっている。
今年も、今ここにいることからはじめよう。
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